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小児鍼

小児鍼の特徴
  • 赤ちゃんから小学生くらいまでの、さまざまな症状や体の悩みに対応できる
  • 薬の服用とちがい、有害な副作用の心配がない
  • 夜泣きやすぐ友達とケンカしてしまうなど、お母さんの悩み事にも対処できるので、子育て中の負担を軽減することが出来る

小児鍼とは

小児鍼(しょうにしん、しょうにはり)とは、主にカンムシなどの症状を中心に、子ども特有の症状や体の悩みに対応できる治療法です。赤ちゃんから小学生くらいまで(※1)のお子さんに対して治療を行います。
 
「子どもに鍼を刺すの?!」とびっくりされるかもしれませんが、決して子供には鍼を刺すことはありませんので心配ご無用です。
通常大人に使うような鍼ではなく、体に刺さらない細長い金属の棒を使います。この金属の棒を、背中や肩、お腹などの皮膚に軽く撫で当てて、体表にきている神経にはたらきかけます。皮膚にこすり当てるのではなく、まるで産毛を撫でるかのようなタッチの軽さなので、子どもとお母さんが怖がるようなことはしていません。
 
(写真)
 
子どもの体はとても感受性が高く、生命力にあふれているため、たったこれだけの刺激でも症状が治まり、体の状態はすぐ変わります。ただ、症状が進んでいる場合は、治療を何回か重ねる必要があります。(※2)
 
※1 中高生でも小児鍼をすることは出来ますが、十分な治療効果を引き出すためには、大人にするような普通の鍼治療を取り入れた方が良い場合が多いようです。
 
※2 子どもの体は感受性が高いので、少しの刺激ですぐ変化しますが、1日に加えられる刺激量のキャパシティが、大人よりもはるかに少ないです。より高い治療効果を求めようとして適切な刺激量をこえてたくさん刺激してしまうと、刺激過剰で具合が悪くなることがあります(これは大人でも同じ)。
そのため、治療効果を十分あげるためには、こまめな治療が必要となってきます。

対応できる症状・疾患

主にカンムシの症状(夜泣き、キーキーわめく、)に対応することが出来ます。
また、夜尿症、ぜんそく、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、様々な症状、体の悩みに治療することが出来ます。
(詳しい症状一覧はこちら)
薬を服用することなく治療ができるため、薬による副作用が心配なお母さんには喜ばれます。

また、外で思いっきり遊ぶことが減って、わあっと発散する機会が減ったため、最近のお子さんは知らず知らずのうちにストレス(精神的なものも肉体的なものも両方ある)が溜まって肩こりなど疲労症状があることも多いです。
体のケアをしてあげることで、心も体もかなり楽になることでしょう。

治療の流れ

赤ちゃんなら、仰向けか横向きの体勢にして、お腹や背中などの皮膚を軽く撫でていきます。
 
大きくなって座ってじっとしていられる年齢の子であれば、座った姿勢でお腹や背中、肩などに鍼を撫で当てていきます。
怖がってお母さんから離れようとしないお子さんであれば、なるべくお母さんに抱っこしてもらったまま上手いこと治療していきます。
 
(写真)
 
治療は大人に比べるととても短時間です。
1~10分程度で、小さいお子さんほど治療時間は短くなります。
 
(注)治療の手順や方法は鍼灸師によって違いがあるため、必ずしもここの記述とは一致しません。

小児鍼を受けられる場所

小児鍼に対応できるところは、主に鍼灸院が多いようです。
大人の治療に比べると、治療に対応している鍼灸院の数は少ないです。
対応しているところであれば、ホームページに書いてあることがほとんどなので、確認してみるのが良いでしょう。

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