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長野式治療

長野式治療の特徴
  • 東洋医学の概念を現代医学の知識を照らし合わせて解釈する治療法である
  • 体の変化を細かにチェックしながら治療を進めていくことを重視しているため、治療の精度は高め

長野式治療とは

長野式治療とは、東洋医学の概念や理論を、現代医学の知識と照らし合わせて解釈する治療法です。人が本来持っている自然治癒力が、何かしらの原因で阻害されているために病気が治らないのであって、この自然治癒力を妨げている要因を取り除くよう治療すれば体が治ると考えています。
自然治癒力を妨げる要因は大まかに5つあり(免疫系、血管系、神経・内分泌系、筋肉系、気系)、これらの領域で体のバランスを崩している要因に対して、それを取り除くよう治療していきます。
 
長野式治療は、長野潔という鍼灸師によって体系づけられた治療法です。1996年ごろから広く世に広まりました。東洋医学の概念を現代医学の知識と照らし合わせて解釈するという考え方を、初めて広く提唱した治療法といえます。
多くの鍼灸師が治療に取り入れていますが、アメリカやブラジルを中心に国外でも広く支持されている治療法です。

対応できる症状・疾患

肩こりや腰痛などさまざまな運動器疾患に対応できます。
また自律神経に作用するので、アレルギー症状や自律神経失調による症状、免疫系の症状など、幅広い症状や疾患に対応することが出来ます。
自律神経失調症や不妊症、関節リウマチなど、難易度の高い治療を行う先生も多いです。
(鍼灸治療で対応できる症状の一覧はこちら)
先生によって、得意分野や専門分野があることもあります。

治療の手順

まず症状や体質、生活習慣などを聞き(問診)、脈やお腹、ツボの反応などを診ていきます。そうして得られた判断材料から体の状態を分析します。
 
そして手足やお腹、背中を中心に施術します。最初に全身調整のための治療をすることが多いです。
鍼を打ってから鍼を少し上下に動かす手技(雀啄という)を使ってツボの硬結をゆるめていきます。
 
治療中は、こまめに脈の状態やお腹の圧痛などを診て、体の状態の変化を確かめながら進めていきます。
 
治療時間は1~2時間程度と、治療スタイルや症状によって変わってきます。
だいたい1時間~1時間半程度のところが多いようです。
 
(注)治療の手順や方法は鍼灸師によって違いがあるため、必ずしもここの記述と一致するとは限りません。

長野式治療が受けられる場所

長野式治療を取り入れているところは、主に鍼灸院が多いようです。
また、鍼灸整骨院でも、長野式治療を取り扱っている先生もいます。
対応しているところであれば、ホームページに書いてあることがほとんどなので、確認してみるのが良いでしょう。

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