本気でわかる！鍼灸ガイド

肩こりやむちうち、ぎっくり腰や慢性の腰痛など、筋肉や関節、神経の症状がほとんどです。

現代医学の知識に基づいて治療を行うことが多いです。筋肉や関節のどこで損傷が起きているか、構造的な異常がどこにあるかといったことに重点をおいて治療していきます。したがって、原因や状態の説明を受けたときに、わたしたちにもわかりやすいです。

診断では、触診や徒手検査などで、どこの組織が原因かを特定していきます。
具体的には、筋肉の柔軟性や関節の可動域、神経に異常が無いかなどを診ていきます。
治療では、硬くなった筋肉をほぐしたり、関節の整復をしたりして治療を行います。また、症状改善のための体操や筋力トレーニングの方法を教えてくれます。

健康保険を使っての治療に対応しているところがほとんどです。肩こりや腰痛ならば手技療法と合わせて安価に治療を受けられます。
健康保険を使わない自費治療の場合でも、患部周辺のみの治療であれば料金は安価です。治療院によって自費治療の料金は変わってきますが、局所治療なら500～1000円前後、全身治療なら3000～5000円前後が相場のようです。

西洋医学の知識だけでなく、東洋医学や中医学の理論に基づいて治療を行うところがほとんどです。したがって、体の状態や治療の効果についての説明は、東洋医学に基づいた治療の場合、わたしたち一般の人にはピンときにくいこともあります。説明の仕方は治療者によるところが多いようです。