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良導絡治療

良導絡治療の特徴
  • 自律神経にアプローチするので、筋肉の痛み以外にも内臓や神経系、免疫系の疾患に強い
  • 科学的な手法なので、東洋医学に抵抗がある人には受け入れられやすい
  • 医師でも治療を取り入れていることがある

良導絡治療は効率的に自律神経にはたらきかけて治療する

良導絡治療とは、自律神経にはたらきかけて、全身の調整をする治療です。交感神経を興奮させたり抑制させたりして、自律神経のバランスを適正な範囲に調整することで、症状を抑えたり体の状態を良くしていきます。
 
もともと、鍼灸を科学的に解明したいという志をもった先生(中谷義雄先生)が研究を重ねた結果生まれた治療法です。
東洋医学では、経絡という気血の流れるルートがあるといわれており、それを科学的に解明するために研究をしていました。その結果、体の中で電流が通りやすいルートがあることが発見されました(電流といってもビリっとくるわけではなく、  のとても微弱な電流です)。
これは経絡のルートと全く同じではないがよく似ていたため、良導絡(よく電気を導くルートの意)と名付けられました。

この電気が通りやすいルートとつながっている体表のポイント(ほとんどツボと一致する)に鍼を打ち、電気を流して、効率よく自律神経にはたらきかけて治療します。

治療対象となる症状・疾患

肩こりや腰痛などさまざまな運動器疾患に対応できます。通常の鍼治療と同様に即効性があります。
また自律神経に作用するので、アレルギー症状や自律神経失調による症状、免疫系の症状など、幅広い症状や疾患に対応することが出来ます。
(鍼灸治療で対応できる症状の一覧はこちら)

治療の手順

まず特別な装置を使って、12ヶ所のツボの皮下の電流量を調べることで、12本ある良導絡のそれぞれの交感神経の興奮度を測定します。
このうち、特に交感神経が興奮/抑制している良導絡が主に治療対象となります。
交感神経が異常に興奮していれば、興奮を鎮める作用のあるツボ(良導点)に鍼を打ち、交感神経の興奮が異常に低下していれば、興奮を促す作用のあるツボ(良導点)に鍼を打っていきます。
 
鍼を打った後、約1~10秒ほど通電して、全身の自律神経のバランス調整をしていきます。症状のある局所に治療するときは、15~90秒ほど通電します。
 
治療点の数は、60kgの成人で40ヶ所程度が目安になるようです。
また、刺激の量もその人に合わせて使い分けるので、病状によっては弱めに通電することもあります。
 
治療時間は30分~1時間半程度と、治療スタイルや症状によって変わってきます。
だいたい1時間程度のところが多いようです。
 
(注)治療の手順や方法は鍼灸師によって違いがあるため、必ずしもここの記述と一致するとは限りません。

良導絡治療を受けられる場所

良導絡治療を取り扱っているのは、主に鍼灸院が多いようです。
対応しているところであれば、ホームページなどに書いてあることがほとんどなので、事前に確認してみるのが良いでしょう。

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